ちばの選挙

広がらぬ支持も手応え “次なる決戦”展望は見えず 維新・共産 【激戦の足跡 検証 千葉5区補選 統一地方選】(下)

次の衆院選に向けた「頑張ろう三唱」で補選を締めくくった岸野氏(中央)と陣営関係者ら=23日午後9時55分ごろ、市川市
次の衆院選に向けた「頑張ろう三唱」で補選を締めくくった岸野氏(中央)と陣営関係者ら=23日午後9時55分ごろ、市川市
志位和夫委員長(左)の応援を受ける斉藤氏=11日、本八幡駅
志位和夫委員長(左)の応援を受ける斉藤氏=11日、本八幡駅

 衆院千葉5区補欠選挙で戦った日本維新の会新人の岸野智康氏(28)。開票作業が始まって間もない23日午後9時55分ごろ、陣営は早くも敗戦を認め、岸野氏が「厳しい選挙戦だったが維新の政策を訴え続ければ勝てるとの思いで戦った。非常に残念」と述べた。

 選対本部長を務めた石井章参院議員は、公認を決めた1月ごろから厳しい戦いを予測していたと打ち明け「(岸野氏は)維新の組織が弱い地域でしっかりと戦った。次のステッ ・・・

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