ちばの選挙

立・国、議席増へ協力 競合回避、相互推薦も 【臨戦 23年県議選 政党の思惑】(中)

千葉県議選に向けて、元職・新人らの公認・県連推薦を発表した立憲民主党県連の網中幹事長(右)=昨年12月27日、千葉県庁
千葉県議選に向けて、元職・新人らの公認・県連推薦を発表した立憲民主党県連の網中幹事長(右)=昨年12月27日、千葉県庁
千葉県議選へ公認2人、推薦1人の計3人の擁立を発表する国民民主県連の天野幹事長(中央)=1月10日、千葉県庁
千葉県議選へ公認2人、推薦1人の計3人の擁立を発表する国民民主県連の天野幹事長(中央)=1月10日、千葉県庁
無所属で千葉県議選への出馬を表明した予定候補(右)に、推薦すると説明したれいわ新選組の多ケ谷衆院議員(左)=昨年12月14日、千葉県庁
無所属で千葉県議選への出馬を表明した予定候補(右)に、推薦すると説明したれいわ新選組の多ケ谷衆院議員(左)=昨年12月14日、千葉県庁

 「立憲民主党が県議選で国民民主党と共倒れせず『旧民主党勢力』を最大にするよう調整を進める」。昨年10月、立民の奥野総一郎県連代表は、国民と選挙協力を行うことで合意したと発表。以降、両党候補が同一選挙区で競合することがないよう調整してきた。

 さらに、立民と国民がそれぞれ擁立した無所属の候補2人を相互推薦することも決定。奥野代表は「全国的にも珍しく画期的」と胸を張り、国 ・・・

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