2012年8月20日 16:59 | 無料公開
「スターバックスコーヒー長崎夢彩都店」に飾られた五島列島の教会写真=長崎市内
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を応援する写真展「写心巡礼」が31日まで、長崎市の海の玄関口、大波止の「スターバックスコーヒー長崎夢彩都店」で開かれている。
展示されているのは、写真家松田典子さんが長崎・五島列島の教会を写した7作品。英国風景画の巨匠ターナーの作品を想起させる夕暮れの中の桐教会、走り去る子どもの後ろ姿がデ・キリコの名画「通りの神秘と憂愁」を連想させる浜脇教会などの作品が印象的だ。
スタバは各店で交流の拠点づくりとして「コミュニティーコネクション活動」を展開中で、松田さんは「街のサロンとしてにぎわうスタバのさりげない展示会は、アートに触れる貴重な機会になるはず」と話している。