辛さ甘み融合の勝タン オーブンで煮込むスープ ラグタイム(勝浦市)【房総ラーメン図鑑】(3)

ジャズが流れ、バーカウンターがある落ち着いた雰囲気の店内で勝浦タンタンメンが食べられる「ラグタイム」=勝浦市部原
ジャズが流れ、バーカウンターがある落ち着いた雰囲気の店内で勝浦タンタンメンが食べられる「ラグタイム」=勝浦市部原
勝浦タンタンメンにワンタンを加えた「勝浦ワンタンタン」。白い丼に赤いピリ辛スープが映える
勝浦タンタンメンにワンタンを加えた「勝浦ワンタンタン」。白い丼に赤いピリ辛スープが映える

 国道128号沿いの店は小気味よいジャズが流れ、バーカウンターの向こうの棚には希少なシングルモルトのスコッチウイスキーがそろう。ペット同伴可のウッドデッキテラス席に出れば、目の前はサーファーたちでにぎわう部原の海。落ち着いた雰囲気が漂う「ダイニングバー RAGTIME(ラグタイム)」で海を眺めながら食べられるのが「勝浦タンタンメン(勝タン)」だ。

 海仕事を終えた漁師や海女が冷えた体を温めるために食べたラーメンが広まったとされる勝浦独自の担々麺。しょうゆをベースにラー油をふんだんに加えた赤色のピリ辛スープ、タマネギや ・・・

【残り 650文字】



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