市川の超高層施設、展望台で初日の出イベント 4年ぶり人気企画復活 定員60組に873組が応募 アイ・リンクタウン

初日の出を撮影する市民ら=市川市
初日の出を撮影する市民ら=市川市
姿を見せる太陽=市川市
姿を見せる太陽=市川市
初日の出を撮影する市民ら=市川市
初日の出を撮影する市民ら=市川市

 2024年の幕開けを告げる初日の出を、市川市内の超高層施設の展望台から見るイベントが1日にあり、抽選に当たった大勢の市民らが昇る太陽を見ながら新年の安穏を願った。

 市と市観光協会の共催事業で入場無料の人気企画。新型コロナ禍で中止が続いたが今年は4年ぶりに開催が決まり、定員60組(1組につき4人まで)に873組が応募。60組の計176人が当選した。

 未明から、市川駅に隣接する超高層複合施設「アイ・リンクタウン」45階と屋上の展望台で待ち続けた市民らは午前6時50分すぎ、街のかなたに太陽がゆっくりと顔を出すと、カメラやスマートフォンで一斉に撮影。空が赤く染まる様子を楽しんだ。

 同市の会社員、谷元力さん(52)と妻の映子さん(50)は「雲に隠れないかと心配したが、きれいな太陽を見られてよかった」。長男の小学3年、昴星君(9)は「太陽が急に昇ってきて面白かった」と満足そうだった。

 45階には市が作製した「謹賀新年」のフォトスポットが設置され、初日の出を見終えた市民が次々と記念に写真を撮っていた。


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