検討委設置の議案提出へ 千葉科学大の公立化要望で 銚子市、市財政への影響など検討

千葉科学大学
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 銚子市は8日、私立の千葉科学大学(同市)から「公立大学法人化の要望」を受けたことに対応し、公立化のメリット・デメリットなどを検討する「千葉科学大学公立大学法人化検討委員会」の設置議案などを開会中の市議会定例会に、12日提出すると発表した。

 提出するのは、同委員会を設置に向けた市の付属機関設置条例改正案と、経費を確保するための補正予算案。市によると、同委員会は大学運営や行財政についての有識者など委員12人以内で構成し、公立化のメリット・デメリットや市財政への影響などを検討する。議会で設定が議決されれば年明けに発足させる方針。市は半年程度で同委員会から答申を得たい意向。

 補正予算案には本年度内の会議開催経費として38万円を計上した。

 公立化要望は、同大学を運営する学校法人加計学園(岡山市)から10月に、銚子市に提出されていた。


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