山崎製パン（東京）と銚子電鉄（銚子市）は、銚電名物のぬれ煎餅を使った「柚子（ゆず）七味マヨネーズ風味パン（銚子電鉄のぬれ煎餅入り）」を発売した。銚電開業１００周年の記念商品第２弾。１２月３１日までの期間限定で、銚電の売店や関東のスーパーマーケットなどで販売する。夏に販売した第１弾に続き、規格外のぬれ煎餅を有効活用している。

　今回も山崎製パン千葉工場（千葉市美浜区）と銚電が共同開発した。銚電にとってぬれ煎餅は経営を支える副業の主力。第２弾のパンはゆず七味と砕いたぬれ煎餅、マヨネーズドレッシングを包み、表面を十字にカットして焼き上げた。銚電ぬれ煎餅のお薦めアレンジでもある「マヨと七味」の味わいをパンで楽しめる。

　パッケージに銚電１００周年ロゴマークや千葉県誕生１５０周年ロゴをあしらい、ぬれ煎餅に七味を振る銚電の竹本勝紀社長を描いたイラストも掲載。銚子市内では銚電犬吠駅売店と土産売店「ぬれ煎餅駅」などで扱う。参考小売価格は１個税別１３５円。