自然の中を快走する参加者ら=大多喜町の粟又ノ滝
房総の豊かな自然の中を自転車で駆け抜ける「ツール・ド・ちば2008」が11日開幕した。
全国各地から集まった1223人のサイクリストたちは、雄大な一宮の海岸線を横目に走るコースから、大多喜町の山道を駆け上がり一気に下るコースへ。さまざまな表情を見せる房総の自然を走りながら堪能した。
またコース途中に設けられた5カ所のエイドステーション(休憩所)では、「ツール・ド・ちば」のためにつくられた特製弁当に舌鼓を打ったり、開催中の秋祭りを見物した。
ゴールの南房総市白浜では、地元観光協会が用意した1300食分の伊勢エビ汁で疲れを癒やした。
地元の味に舌鼓
参加者に特製弁当配布
参加者に好評の「ツール・ド・ちば」特製弁当=大多喜町
大会を盛り上げる新たな試みとして今回から、本県出身の旅行ジャーナリスト、小林しのぶさんがプロデュースした「ツール・ド・ちば」オリジナル弁当が昼食として三日間、参加者らに配布される。
十一日の「鴨川若潮辯冨(べんとう)」は、長狭米を使ったアサリの炊き込みご飯に、鴨川産のサバの南蛮漬け、アジのひと口さんが焼き、和田のクジラ竜田揚げなど、県産品にこだわった九種のおかずが添えられた。
「アサリがたっぷり入っていてパワーが出そう」「千葉のいろいろな味を楽しめる」と参加者に好評。「十二日はどんなお弁当なのか今から楽しみ」という声も聞かれた。
神輿に見入り一休み
エイドステーション
エイドステーションで山車に見入る参加者=南房総市
ゴール手前の南房総市和田漁港広場のエイドステーション周辺では、地元の秋祭りが開かれており、ラストスパートを前にした参加者は、勇壮な神輿(みこし)に見入っていた。
船をかたどった山車や子供神輿が練り歩き、エイドステーションにも活気が伝わる中、子供たちは「がんばれ」と熱い声援で参加者を激励。
オーストラリア出身のコレス・べベンさん(36)は「見られると思わなかったから嬉しい。みんな楽しそうだからこっちも元気になる」と話し、ゴールを目指した。






