衆院が９日に解散されて総選挙が決まり、県内自治体の選挙管理委員会は選挙ポスター掲示板の設置や投開票所の開設準備を急いでいる。解散から公示までわずか６日という短期間が影響し、有権者が多い千葉市などでは、期日前投票の開始日までに投票所の入場整理券が有権者に届かない可能性も。千葉市選管の担当者は「整理券がなくても投票できる」と呼びかける。袖ケ浦市では、もともと決まっていた市議選の投開票日と、衆院選の投開票が重なった。

　千葉市選管は、衆院の解散がささやかれ出した９月ごろから準備を開始。選挙の日程を予想して投開票所となる施設の確保を図っ　・・・

【残り 1243文字】