千葉県知事選で初当選した熊谷俊人氏（４３）は、投開票日から一夜明けた２２日午前、千葉市中央区の後援会事務所でリラックスした服装で報道陣の取材に応じた。自身の初当選を報じる新聞各紙を目にしながら、知事選で過去最多となる１４０万票超を得たことに「本当に信じられない。それだけ期待や希望を感じてくれたということ。県民の思いに応えられるよう人生をかけて報いていきたい」と表情を引き締めたまま話した。

　知事就任の４月５日に向けては「空白期間なく進められるよう関係者と協議するなど万全の準備をする」と早くも“仕事モード”を強調。

　終始緊張感を漂わせたが家族とのやり取りで「（妻には）『お疲れさま』と結構淡々と言われた。子どもからは御礼あいさつを真似され、からかわれた」と打ち明ける場面で、わずかに表情を緩ませた。

◆「新しい風吹く」　県民の声

　県都・千葉市を行き交う県民からは熊谷俊人氏への期待の声が寄せられた。

　千葉市長を１２年務めた熊谷氏に「ＳＮＳの活用も　・・・

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