グアテマラ大統領が訪台 半導体巡り協力文書

台湾の頼清徳総統(右)とグアテマラのアレバロ大統領=5日、台北市(総統府提供・共同)

 【台北共同】中米グアテマラのアレバロ大統領が5日、同国と外交関係のある台湾を訪問し、台北の総統府で頼清徳総統と共に半導体を巡る協力文書に署名した。頼氏は歓迎式典やアレバロ氏との会談で、青年交流やハイテク産業の人材育成で協力を強化する意向を表明した。台湾総統府が発表した。

 アレバロ氏が昨年1月に大統領に就任して以来、初の訪台。頼氏は、グアテマラと台湾は「民主主義や自由、人権などの価値観を共有し、協力を続けてきた」と強調した。台湾企業のグアテマラへの投資を促し「ウィンウィン(相互利益)となる産業協力モデル」をつくりたいと訴えた。


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