ビール4社、自動運転で輸送実験 関東・関西間、高速でレベル2

 ビール大手4社の物流子会社は5日、関東と関西をつなぐ高速道路の一部区間で、自動運転トラックによる商業輸送の実証実験を9日から共同で始めると発表した。運転手が同乗し操作の一部をシステムが担う「レベル2」で実施。缶ビールやコーヒー飲料を積み、製品を破損させず、時間通りに運行できるかどうかを調べる。

 アサヒグループホールディングス(HD)とキリンHD、サントリーHD、サッポロHDの傘下の物流企業が組む。自動運転トラックの技術開発ベンチャー「T2」(東京)の車両が9日から11月にかけて計8往復する。往路と復路で製品や容器、重量を変え、さまざまな条件で運行する。


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