2025年6月5日 11:37 | 無料公開

記者団の取材に応じる立憲民主党の野田代表=5日午前、東京都目黒区
立憲民主党の野田佳彦代表は5日、選択的夫婦別姓制度導入に向けた民法改正案を巡り、国民民主党案に賛同する可能性を示唆した。東京都内で記者団に「一つの選択肢だ。根幹は同じなので、そういう可能性も探りたい」と述べた。
立民、国民両党は民法改正案をそれぞれ衆院に提出している。衆院法務委員会で、日本維新の会が提出した旧姓の通称使用を法定化する案とともに審議されているものの、いずれも過半数を得る見通しが立たず、成立は困難な情勢だ。
野田氏は「30年来の課題を前進させるには大同団結する必要性がある」と主張。今国会での成立に意欲を示した。