スイート1泊300万円 来春開業の帝国ホテル京都

「帝国ホテル 京都」の最上位スイートの完成予想イメージ(同ホテル提供)

 帝国ホテルは4日、2026年春に開業を予定している「帝国ホテル 京都」(京都市東山区)について、最上位タイプの客室となるスイートの販売予定価格を1泊300万円にすると発表した。北と東の2面に広がるテラスを備え、京都・祇園の町並みや東山を一望できる。今年秋から予約の受け付けを始める。

 「帝国ホテル 京都」は、祇園にある国登録有形文化財の弥栄会館を改修し、保存、改築、増築という方法の違いで構造が異なった三つのエリアで全55の客室を展開する。スイートは会館北東部の改築したエリアに設ける。

 会館の北側に増築した棟では帝国ホテルで初めてとなる畳敷きの客室を提供する。


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