2025年6月1日 21:32 | 無料公開

5月、ロシアとの直接交渉後に報道陣の取材に応じるウクライナのウメロフ国防相(左)=トルコ・イスタンブール(ゲッティ=共同)
【モスクワ、キーウ共同】ウクライナ和平に向けた同国とロシアの直接交渉で、ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、トルコ・イスタンブールでの2日の再開に向け、ウメロフ国防相をトップとする代表団を派遣すると発表した。ロシアは既に代表団を派遣しており、2日の再開が確実となった。
ロシア代表団のトップは、3年ぶりとなった5月16日の直接交渉と同じメジンスキー大統領補佐官。ウメロフ氏も16日の交渉でウクライナ代表団を率いた。ロシアは今回、停戦条件などを明記した覚書のほか、停戦に関する別の文書もウクライナ側に渡す予定。
ラブロフ外相は覚書に「危機の根本原因を克服する」内容を盛り込んだと説明。