パリSG一部ファン暴徒化 欧州CL初優勝に熱狂

熱狂したパリ・サンジェルマンのファンへの対応に当たる警官隊=5月31日、フランス・パリ(ロイター=共同)

 【パリ共同】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)でパリ・サンジェルマン(フランス)が初優勝を果たした5月31日夜、熱狂した一部のファンがパリで車に火を付けるなど暴徒化し、フランスメディアによると6月1日未明にかけて300人近くが拘束された。

 大半のファンは平和的に優勝を祝ったが、パリ南西部で少なくとも車2台が放火されたほか、中心部のシャンゼリゼ通りで一部ファンが商店を破壊するなどし、警官隊が催涙弾で制圧した。

 ルタイヨー内相はX(旧ツイッター)で「野蛮人がパリの街に出て罪を犯し、警官隊を挑発した」などと非難、警察当局に適切な対応を要請したことを明らかにした。


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