2025年5月31日 11:38 | 無料公開

国民民主党の玉木雄一郎代表
国民民主党の玉木雄一郎代表は31日のBSテレ東番組で、政府備蓄米を巡り「餌」などとした自身の発言に関し「待ち望んでいる方に不快感を与えてしまったことは反省している。おわびを申し上げたい」と述べた。30日夜には自身のX(旧ツイッター)で、水田の写真を添え「物価高で国民生活がどんなに大変か、理解していると思っていたのに、傷つけるような言葉を不用意に使ったことを後悔している」と投稿した。
玉木氏は28日の衆院農林水産委員会で「あと1年たったら動物の餌になるようなもの」と発言。立憲民主党の野田佳彦代表が「これから主食として食べようという人たちがいる時に、適切な表現ではない」と指摘するなど批判が相次いでいた。
国民民主の榛葉賀津也幹事長は30日の記者会見で「安定供給する制度を構築することが大事だとの趣旨だ」と擁護したが、記者から「理屈の前に思いやりが足りなかったのでは」と指摘され「誤解を生む発言について心からおわび申し上げる」と陳謝した。