2025年5月29日 16:23 | 無料公開

大相撲夏場所千秋楽、豊昇龍(左)を攻める大の里=25日、両国国技館
大相撲の新横綱大の里は29日、初めて綱を締めて雲竜型の土俵入りの練習に臨んだ。最高位の力士として、新たな道がスタート。横綱豊昇龍との争いも見どころとなる。
横綱審議委員会の大島理森委員長(元衆院議長)は「大豊時代」と表現し、読み方は「たいほう」「おおとよ」を挙げた。「そういう時代に入ることで、次に目指す関取衆の目標になる」と角界の活性化を待望した。
大相撲では横綱同士による「時代」がファンを魅了した。大の里はどんな時代をつくるのか。大関琴桜の復調を願う親方衆からは「大豊桜時代はどうか。何て読むか分からないけど」といった声の他、「大の里時代なのでは」と1強への期待も聞こえる。