ハーバード大留学生15%に トランプ米大統領、制限を主張

28日、米東部マサチューセッツ州ケンブリッジにあるハーバード大で写真を撮ってもらう卒業生(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は28日、対立する有名私立大のハーバード大について、留学生の割合を全学生の15%程度に制限すべきだと主張した。米政府が多額の補助金を提供しているのに「外国人学生がいるため、入学できない米国の学生がいる」と不満を示した。ホワイトハウスで記者団に語った。

 ハーバード大などによると、140カ国以上の留学生約6800人が在籍し、全学生の約27%を占める。日本人の学生と研究者は260人。

 トランプ政権は、パレスチナ自治区ガザの戦闘を巡り、イスラエルに抗議する学生デモの取り締まりを拒否したハーバード大を「反ユダヤ主義」と呼んで敵視している。


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