国民、別姓法案28日提出 「幅広い合意形成目指す」

記者会見する国民民主党の玉木代表=27日午前、国会

 国民民主党の玉木雄一郎代表は27日の記者会見で、選択的夫婦別姓制度導入に向けた民法改正案を28日にも国会に提出する方針を明らかにした。「賛成派、反対派でいろいろな意見があるが、双方から一定の評価をいただいている。対立ではなく、与野党の幅広い合意を形成することが大事だ」と述べた。

 今国会には立憲民主党が別姓法案を、日本維新の会が旧姓の通称使用を法定化する法案を既に提出している。

 立民案は別姓夫婦の子どもの姓は婚姻時に決定するのに対し、国民案は婚姻時に戸籍の筆頭者を定め、自動的に筆頭者と同じ姓とする内容。


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