トランプ氏が戦没者追悼 犠牲「忘れない」、軽口も

26日、米南部バージニア州のアーリントン国立墓地で、戦没将兵記念日の式典で敬礼するトランプ大統領(左)とバンス副大統領(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は戦没将兵記念日(メモリアルデー)の26日、南部バージニア州アーリントン国立墓地を訪れ、戦没者を追悼した。演説で「自由と平和は最も高い代償を払って得たものであることを一瞬たりとも忘れてはならない」と訴えた。

 自身が任期中の来年に建国250周年を祝う盛大な式典が予定されるほか、2028年にロサンゼルスで夏季五輪が開かれることなどにも言及。敗北した20年大統領選を念頭に「ある意味では『あの2期目』をやらなくて良かった」と軽口をたたく場面もあった。

 アーリントン墓地には南北戦争や第2次大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争などで亡くなった米兵らが埋葬されている。


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