結婚式場空爆、新婦ら10人死亡 停戦宣言のミャンマー国軍

 【ヤンゴン共同】ミャンマー中部バゴーで25日、結婚式が催されていた民家を国軍が空爆し、新婦を含む少なくとも10人が死亡した。地元メディアが26日までに伝えた。軍事政権は3月に起きた大地震からの復興を優先するとして今月31日までの停戦を宣言しているが、形骸化している。

 空爆があったのは少数民族武装勢力「カレン民族同盟(KNU)」が支配する地域だが、戦闘行為は確認されていなかった。新婦や子どもを含む参列者らが死亡し、20人以上が負傷した。ミャンマーでは国軍が2021年にクーデターで全権を握ってから抵抗勢力との内戦が激化している。


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