鳥取でラッキョウ初出荷 猛暑の影響で1週間遅れ

名産品「鳥取砂丘らっきょう」の出荷作業=26日、鳥取市

 国内有数のラッキョウの産地、鳥取県の名産品「鳥取砂丘らっきょう」の初荷出発式が26日、鳥取市にあるJA鳥取いなばの集出荷所で開かれた。この日は44トンが出荷された。JA鳥取いなばによると、植え付け時の猛暑の影響で生育が遅れたため、初出荷は昨年と比べ約1週間ずれ込んだ。

 色が白く、砂丘で栽培されたことによる歯切れの良い食感が特徴。今年は計1400トンの出荷を見込んでいる。

 出発式で、福部らっきょう生産組合長会の香川恵会長は「シャキシャキしたラッキョウを楽しんでほしい」と話した。平井伸治鳥取県知事も出席し「ラッキョウで活況を呈しよう」と呼びかけた。


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