オランダ、長年の絆を万博で祝う 国王訪れナショナルデー

オランダのナショナルデー式典であいさつするウィレムアレクサンダー国王=21日午前、大阪市此花区の夢洲

 大阪・関西万博は21日、オランダのナショナルデーを迎えた。訪日したウィレムアレクサンダー国王が式典に出席、日本との交流は江戸時代の鎖国下でも続いたとして「私たちが共に歩んだ歴史は、つながりの大切さ、パートナーシップの重要性を教えてくれる」とあいさつ。式典では両国のダンサーが共に踊りを披露した。

 国王は式典後に同国館を訪問。記者団の取材に「日本とオランダが共有する425年の歴史がこのナショナルデーに集約されたように感じた」と答えた。オランダを代表するキャラクター「ミッフィー」のグッズを買いに訪れ、国王に出くわした大阪府茨木市の30代会社員の女性は「貴重な体験だ」と話した。


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