大関大の里、巻き返しに意欲 春場所へ「反省生かす」

稽古で汗を流す大の里=茨城県阿見町の二所ノ関部屋

 大相撲の大関大の里は18日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で稽古し、春場所(3月9日初日・エディオンアリーナ大阪)に向け「初場所は勝たないと駄目という変な重圧があった。その反省を生かし、春場所で成果が出ればいい」と巻き返しに意欲を示した。初場所は序盤戦で2勝3敗と苦しみ、10勝止まりだった。

 豊昇龍には13日目に敗れ、横綱昇進で先を越された。24歳の大器は「感じるものはある。いろいろと考えた」と語る。この日は基礎運動にとどめたが、2月は相撲を取る稽古の頻度を増やし、1日20番前後をこなしてきたという。

 11日の大関昇進披露宴では、出席者から横綱昇進を期待する声を多くかけられた。


  • Xでポストする
  • LINEで送る