大関琴桜「やれることできた」 かど番、大阪入り前の稽古終了

佐渡ケ嶽部屋に出稽古に来た王鵬(右)と相撲を取る琴桜=千葉県松戸市

 大相撲春場所(3月9日初日・エディオンアリーナ大阪)を初のかど番で臨む大関琴桜が17日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で出稽古の幕内王鵬らと12番取り、大阪入り前の稽古を打ち上げた。2月中旬からは時津風部屋や大嶽部屋に出向くなど不振からの脱出へと精力的に動き「やれることはできたと思う」と手応えをにじませた。

 初場所で5勝10敗に終わった琴桜は、優勝同点の12勝3敗と大活躍の王鵬に4戦全勝と貫禄を示した。組み止めれば万全で「初場所も稽古を積めなかったわけではない。春場所に向けて、もっと研ぎ澄ましていかないといけない」と語った。


  • Xでポストする
  • LINEで送る