2025年2月15日 19:12 | 無料公開

元横綱玉の海の資料室に飾る看板を揮毫した第38代木村庄之助だった今岡英樹さん。左は「第51代横綱玉の海を愛する会」の荒島伸好会長=15日午後、東京都江東区の高田川部屋
大相撲の元横綱玉の海の遺品などを集め、昨年10月に横綱の故郷の愛知県蒲郡市でオープンした資料室に飾る看板作成が15日に行われ、定年退職の昨年9月まで立行司の第38代木村庄之助だった今岡英樹さん(65)が所属した高田川部屋(東京都江東区)で揮毫した。
看板は二つで、資料室からの発展を願い「51代横綱玉の海記念館」と力強く筆で書かれた。もう一つの「蒲郡市相撲場」は近く掲げられる。玉の海は全盛期の27歳で死去した伝説の名横綱。少年時代からファンだった今岡さんは「光栄の極みだ。全身全霊の気持ちで書かせていただいた。ますます思い入れが深くなった」と感慨を込めた。