トヨタが藻場「海の森」整備へ 九州大と連携でCO2削減

藻場(水産庁提供)

 トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)は20日、九州大と連携し、藻場の整備に乗り出すと発表した。CO2を吸収し「海の森」と呼ばれる藻場は磯焼けなどで減っており、脱炭素化の一環として取り組む。温室効果ガスの一部を埋め合わせる「カーボンオフセット」に活用する。

 トヨタ九州と九州大は、福岡県福津市や岡垣町の海域で実証的に藻場の分布状況などを調べた上で、地元漁業者らと保全を進める。海藻の増殖技術も研究する。

 国内企業の温室効果ガス削減策は植林や森林管理が浸透。藻場の海藻などが吸収して海中に蓄積した炭素は「ブルーカーボン」に分類され、新たなCO2削減対策として世界的に注目が集まっている。


  • Xでポストする
  • LINEで送る