天王星、輪が幾重にもくっきり NASA公開、北半球は夏至間近

6日に公開されたジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で撮影した天王星。右側の白っぽく明るい部分が北極付近を覆う極冠(NASAなど提供・共同)

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は6日、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で撮影した天王星の画像を公開した。幾重にも取り囲む輪や、北極付近を覆う高高度の雲とされる明るい極冠が赤外線観測で描き出された。太陽の周囲を1回りするのに84年かかる天王星の北半球では春が終わり、2028年に夏至を迎える。

 内側にうっすら見える輪は「ゼータリング」。1986年に近くを通った探査機ボイジャー2号が見つけた。極冠の端などの一層明るい部分では嵐が起きているようだ。

 自転軸がほぼ横倒しのため、極域では42年間ずっと日が照り、次の42年は暗闇で、激しい季節の差ができている。


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