ノーベル賞学者ら危惧表明 政府の学術会議見直し案

記者会見する日本学術会議の梶田隆章会長=22日午後、東京都港区

 日本学術会議の梶田隆章会長は22日、会員選考に第三者を関与させるとの政府の制度改正案について、日本人ノーベル賞受賞者ら8人が「学術の独立性(を損なう)といった根源的かつ重要な問題につながる」などと危惧する声明をまとめたと明らかにした。

 まとめたのは2000〜18年にノーベル賞を受賞した白川英樹、野依良治、小林誠、鈴木章、天野浩、大隅良典、本庶佑の各氏と、1990年に数学のノーベル賞と呼ばれるフィールズ賞を受賞した森重文氏。「成熟した先進国の政府は、ナショナルアカデミー(科学者の代表機関)の活動の自律を尊重し、介入しないことを不文律にしてきた」と指摘した。


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