火星探査機、電池切れで引退 4年活動の「インサイト」

火星探査機インサイトが今年4月24日に撮影した自撮り画像(NASA提供・共同)

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は21日、4年以上にわたって火星表面で活動してきた無人探査機「インサイト」の運用を終えたと発表した。探査機の太陽光パネルは砂ぼこりをかぶって発電が難しくなっており、15日に地球と交信した後に2回続けて失敗。NASAは電池切れと判断した。

 インサイトは2018年11月に着陸し、これまでに1300回以上の地震を観測した。

 NASAで科学探査の責任者を務めるザブーケン氏は「探査機にさよならを言うのはいつだって悲しい。だがインサイトの魅力的な科学は称賛に値する」とコメントした。同氏も今年末でNASAを退職する。


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