ハシビロコウ、高知に到着 絶滅危惧種、国内初の繁殖目指す

ハシビロコウの雌「カシシ」(高知県立のいち動物公園提供)

 国内初の繁殖を目指して栃木県の那須どうぶつ王国を19日に出発した絶滅危惧種ハシビロコウの雌1羽が20日、貸与先の高知県立のいち動物公園(香南市)に到着した。同園はお見合いスペースを現在の約3倍に拡充するなど準備を進める。

 ハシビロコウは大きなくちばしと、獲物を狙う際にじっとすることから「動かない鳥」として有名。国内では繁殖に成功した例がない。

 飼育担当の木村夏子さん(39)によると、到着した雌の「カシシ」はスムーズに部屋へ移動し、餌も食べており緊張した様子ではないという。

 同園では2010年にタンザニアからやってきた雄の「ささ」を飼育。昨年、雌が死んだ。


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