古代人の血縁関係明らかに ノーベル賞のペーボ氏ら

ロシア・南シベリアのアルタイ山脈付近にあるチャグリスカヤ洞窟(英科学誌ネイチャー提供)

 ロシア・南シベリアのアルタイ山脈付近にある洞窟で見つかったネアンデルタール人13人分のゲノム(全遺伝情報)を解析し、父と娘などの血縁関係を明らかにしたと、ドイツ・マックスプランク進化人類学研究所のスバンテ・ペーボ教授らのチームが19日付の英科学誌ネイチャーに発表した。ネアンデルタール人の集団で血縁関係が調べられたのは初めてという。

 ペーボ氏は、極めて古い骨などからDNAを抽出して解析する手法を確立したなどとして、今年のノーベル医学生理学賞に選ばれた。

 父と娘のほか2親等以内の親族も含まれ、一部は同時期に暮らしていたとしている。


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