全方向観察の3D生物標本 九大、仮想空間で活用も

「3Dデジタル生物標本」で公開されているミノカサゴの標本

 九州大の鹿野雄一特任准教授(生態学)が、昆虫や魚、両生類、植物などを撮影、3Dモデル化し、360度観察できる1400点以上の「3Dデジタル生物標本」をオンライン上で公開している。画面上で回転させたり拡大させたりして細部まで観察できる数少ない生物標本といい、「学校現場や仮想空間『メタバース』など、研究以外での活用も期待できる」と話す。

 さまざまな角度から撮影して3Dモデルを作る「フォトグラメトリー」を活用。対象物を釣り糸でつって撮影した。

 3Dモデルの共有サイト「スケッチファブ」で公開。「誰でも気軽に、自由に使えるのが最大の特徴」と鹿野特任准教授。


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