2022年8月20日 16:13 | 無料公開
北海道で大規模な赤潮の原因となった植物プランクトン「カレニア・セリフォルミス」(北海道大の山口篤准教授提供)
北海道の太平洋沿岸で大規模な漁業被害をもたらした昨年秋の赤潮について、海水温が例年より高く、低気圧の影響で海水がかき混ぜられて養分が供給されやすいなどの条件が重なり、原因となったプランクトンが一気に増殖したとみられることが分かった。北海道大の山口篤准教授(プランクトン学)らのチームが20日までに分析結果を専門誌で公表した。
昨年の赤潮ではウニやサケなどが大量死し、被害額は今年2月時点の道のまとめで約82億円。山口准教授は「衛星で原因プランクトンが持つ色素を観察すれば増加の兆候を把握できる。早期に対策することで被害を抑えられるのではないか」と期待している。








