ニホンザリガニ取引急増 外来種規制やコロナで需要

野生のニホンザリガニ=2020年9月、北海道内(北海道大大学院の田中一典専門研究員提供)

 絶滅危惧種のニホンザリガニのインターネットオークション取引が急増していることが、北海道大大学院の田中一典専門研究員らの調査で31日までに分かった。新型コロナウイルス禍に伴う家庭での飼育需要に加え、外来種のアメリカザリガニの取引規制を見越してニホンザリガニに販売をシフトする動きがあるとみられる。

 田中さんは「生息場所によっては乱獲による絶滅が懸念される」と指摘。ネット販売の規制や、一部自治体で実績がある条例による捕獲禁止など対策の拡大を求めている。

 調査は2010〜21年にオークションサイト「ヤフオク!」で売買された野生のニホンザリガニのデータを収集した。


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