労使交渉、進展みられず キャンプ地で現役選手も参加

米大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナー(MLB提供・ゲッティ=共同)

 【ロサンゼルス共同】労使が対立し、キャンプが始まらない米大リーグで21日、機構(MLB)と選手会がフロリダ州ジュピターで交渉を行ったが、主要争点の年俸総額や最低保障額で進展はみられなかった。AP通信などが報じた。3月31日にシーズン開幕戦を迎えるには今月末までの決着が必要で、交渉は22日も行われる。

 キャンプ地で行われた交渉にはシャーザー(メッツ)ら複数の現役選手も参加した。

 機構は大リーグ在籍3年以内の若手選手へのボーナス分配額を1500万ドルから2千万ドル(約23億円)に増やす新たな提案をしたが、選手会が求める1億1500万ドルとの開きは大きかった。


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