元大関高安、最終日に好調 合同稽古、横綱・大関陣は不参加

合同稽古で相撲を取る高安(左)と若隆景=両国国技館の相撲教習所

 大相撲初場所(来年1月9日初日・両国国技館)に向けた合同稽古最終日は23日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われ、元大関の幕内高安が22番取って19勝と好調だった。

 馬力を生かして圧倒する場面が多く「内容が良かった」と納得の表情。番数を続けてこなしても動きが鈍らず、霧馬山や若隆景らに10連勝するなど豊富なスタミナを発揮した。後半2日間のみの参加だったが「実りある合同稽古だった」と充実感をにじませた。

 横綱、大関陣は4日間を通して全員不参加で、最終日は大関候補の関脇御嶽海も欠席。全体的に活気を欠いていた。


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