元大関の高安、復活へ意欲 合同稽古「ポジティブに取れた」

合同稽古で豊昇龍(右)を攻める高安=両国国技館の相撲教習所

 大相撲初場所(1月9日初日)に向けた合同稽古第3日は22日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われ、この日から参加した元大関の幕内高安が17番取って復活への意欲をにじませた。

 高安はモンゴル出身の霧馬山や豊昇龍など成長株らと申し合い。11勝6敗とし「生きのいい若々しい相撲。自分もポジティブに相撲を取れた」と心地よさそうだった。

 今年は2月に第1子の長女が誕生し、8月には兄弟子の荒磯親方が独立。稽古相手の荒磯親方がいなくなった影響は「少なからずある」としつつ「自分で頭を使って取り組んでいく」と話す。「毎場所、千秋楽まで優勝争いに加わりたい」と気合を入れた。


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