2021年12月18日 10:00 | 無料公開
玉の海が入門時や出世後に母親らに宛てた手紙。(左から)大阪到着を伝える電報の下書きとみられる文面、新弟子検査時の手紙、兄の結婚式などについて書かれた手紙
現役横綱のまま1971年に27歳で急逝した大相撲の玉の海(本名谷口正夫、愛知県出身)が入門時や出世後に家族へ送った直筆手紙を、同県内の親族が保管していたことが18日までに分かった。横綱自らが書いた手紙が見つかるのは珍しい。地元関係者は「家族に宛てただけあり、心境をストレートに書いている。貴重な発見だ」と話している。今年は10月に没後満50年の節目を迎えた。
手紙は3通で、いずれも便箋に丁寧な文字で書き込まれていた。全文が片仮名の書面は「ブジオオサカニツキマシタノデゴアンシンシテクダサイ」で始まる。








