東電が海底の掘削調査開始、福島 処理水トンネル経路選定へ

 東京電力は14日、福島第1原発の処理水を海洋放出するための海底トンネル新設に向けて、ボーリング調査を始めた。沖合1キロでの放出を計画しており、海底の地質を詳しく調べてトンネルの詳細なルート選定の判断材料にする。

 東電によると、ボーリングは台船を出して沖合400メートル、700メートル、1キロの3地点でそれぞれ5〜10日かけて実施する。海底を最大で21メートルまで掘削する。初日は700メートルの地点で作業を始めた。

 2023年春ごろの放出開始を目指す東電は、原子力規制委員会から実施計画の認可を受ける必要があるが、計画の審査申請に至っていない。


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