2021年12月11日 16:50 | 無料公開
大相撲で業師として人気の平幕宇良が11日、東京都墨田区の木瀬部屋での稽古後に代表取材に応じ、十両優勝や初の三賞となる技能賞獲得などで復活を強く印象付けた一年を振り返り「いいことがいっぱいあったと思う。やってきたことが報われた年でもあった」と充実感をにじませた。
右膝の大けがで一時は序二段まで番付を落とした宇良は、今年を東十両10枚目でスタート。初場所から2場所連続で10勝を挙げると、西2枚目の夏場所で12勝して十両を制し、名古屋場所で21場所ぶりの再入幕を果たした。九州場所で10勝して技能賞に輝き「夢だった。価値ある三賞ももらった」と言葉に実感を込めた。








