2021年10月31日 16:35 | 無料公開

社員らに見送られながら国内線就航10周年記念フライトに出発する全日空のボーイング787=31日午後、羽田空港
全日空が世界に先駆けて導入した中型ジェット旅客機ボーイング787の国内線就航から11月1日で10年となるのを前に、全日空は31日、就航初日と同じ羽田から岡山、広島への両線で記念フライトを実施した。羽田空港ではスタッフらが手を振って出発を見送った。
フライトに先立ち、機体導入に携わった早川秀昭機長(62)が取材に応じ、「『もう10年経過したか』という印象。新型コロナウイルス禍でなかなか旅行もできないだろうが、これからも安心で安全な空の旅の一翼を担いたい」と力を込めた。
全日空によると、ボーイング787は同社が2004年、世界で最初に50機の購入を決定した。