2021年10月30日 09:01 | 無料公開

ライト級2回戦でギリシャ選手を攻める堤駿斗=ベオグラード(ゲッティ=共同)
ボクシングの男子世界選手権は29日、ベオグラードで行われ、ライト級の堤駿斗(東洋大)、ライトミドル級の秋山佑汰(自衛隊)がともに2回戦で判定勝ちして、3回戦へ進んだ。
22歳の堤駿はギリシャ選手を5―0と圧倒。鋭い左ジャブを軸に、右ストレートや左ボディーを打ち込んだ。軽快なフットワークを生かして防御面も隙がなかった。
秋山はコロンビア選手に対し、1回に伸びのある右ジャブで主導権を握った。2回以降は相手との打ち合いで一進一退の攻防になったが、要所で左ストレートなどを当て3―2で競り勝った。