風土への愛着と政治的視点 秋元大吉郎著「百句百景」

 初蝶の石を抜け出る白さかな  秋元大吉郎

 昭和五十八年四月、流山市長選の公示を明日に控えて、立候補者の秋元大吉郎氏がひょっこり句会に現れて皆を驚かせた。冒頭の句は、当日の句会の最高点になり、また秋元 ・・・

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郷土の人の本