清水伶選 【日報俳壇】

雄鶏なく梅林の里めざめけり 木更津 大蔵靖子
 【評】先日の年間優秀賞受賞の大蔵さんの作品である。雄鶏のけたたましい鳴声に梅林の里が目覚めたという発想が愉快である。花盛りの梅林の里の風景が目に浮かぶ。

車窓には版画の ・・・

【残り 1005文字】



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