赤字区間、地域と考える ちば魅力再発見使命に JR千葉支社 中川晴美支社長(55) 【鉄道150年 ちばローカル線の未来(あす)】(4)

インタビューに答える中川千葉支社長=千葉市中央区のJR東日本千葉支社
インタビューに答える中川千葉支社長=千葉市中央区のJR東日本千葉支社
上総亀山駅で出発を待つJR久留里線の車両=君津市
上総亀山駅で出発を待つJR久留里線の車両=君津市

 1987年の国鉄分割民営化で誕生したJR東日本。地下鉄との相互乗り入れ、Suica導入などを進めてきた一方で、千葉支社管内では久留里線など乗客減少で存廃の岐路に立たされる路線も。JR発足時と比べ、状況の変化を指摘する中川晴美支社長(55)は「まずは現状を理解していただき、地域と一緒に考えていきたい」と語った。

 -鉄道150周年を迎えた。

 日本の近代化に貢献したと改めて感じる。駅を中心とした街づくりも進め、ここまで来ることができた。人々の ・・・

【残り 2740文字】



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