【未明の砦】(377) 太田愛・作 藤岡詩織・画

 ◆第三章 反旗(百五十九)

 階下からざわめきと足音が近づいてくる。

「ありのまま話すほかないと思います」

 一番苦い事実を、声に出して言ってくれるのは、いつも泉原だった。卓上に置かれ ・・・

【残り 811文字、写真 1 枚】



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