【未明の砦】(217) 太田愛・作 藤岡詩織・画

◆第二章 追う者たち(百十八)

 警視庁組対四課の課長・瀬野徹は、指定された廃工場の敷地に車を停めて、工場の錆びた窓枠に降り立ったジョウビタキを眺めていた。灰色がかった褐色の鳥はふっくらと ・・・

【残り 841文字、写真 1 枚】



  • Xでポストする
  • LINEで送る