【未明の砦】(56) 太田愛・作 藤岡詩織・画

◆第一章 発端の夏(四十一)

 波打ち際に秋山を引き上げると、矢上も泉原も息が上がって両側に倒れ込んだ。脇は沖でかなり海水を飲まされたらしく、一番あとに浅瀬を這(は)う ・・・

【残り 749文字、写真 1 枚】



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